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コロナつらい

武器攻撃力の比較について(ウロボ考察)

今回は武器攻撃力に着目して比較を考えてみようと思います。
具体的には、Tガイルート指とT力比ウロボでどちらの方が火力が伸びるのか?そのボーダーラインはどこにあるのか?などを考えてみます。
ちょっと今回は結論が結論してないダメな感じになっちゃってますが、ご容赦願います。。

結論

  •  \dfrac{ダメ\%増加量}{武器攻撃力増加量}> \dfrac{今のダメ\%}{今の武器攻撃力}
  •  \dfrac{力増加量}{武器攻撃力増加量}> \dfrac{今の力}{今の武器攻撃力}
  • ↑の不等式が成り立つ時、ダメ%(力)を優先すべき。


考え方の整理

まず考えるベースとなる比較式を出すわけですが、導出過程は省略します。(力vsダメ%などと同じなので)
 \dfrac{ダメ\%増加量}{武器攻撃力増加量}> \dfrac{今のダメ\%}{今の武器攻撃力}
 \dfrac{力増加量}{武器攻撃力増加量}> \dfrac{今の力}{今の武器攻撃力}
↑の不等式が成り立つ時、ダメ%(力)を優先すべき。


となるわけですが、実際に比較を行う場合は注意すべきことが1つあります。
それは、比較する2つの装備の共通部分は全て「今のステータス」(右辺)の方に入れてしまって、両者の異なっている部分だけに着目して計算すべきだということです。

例えば、「Tサナバトリンult」「TダメULTウロボ」を比較する場合、「ダメ%+750」と「武器攻撃力+4」は両者に共通している要素なので、それらは右辺に加えてしまって、「ダメ%+150」と「武器攻撃力+4」だけを左辺に代入して比較をする必要があります。

つまり、上記の2装備をともにつけていない状態(指が1つ空いている状態)のダメ%が5000、武器攻撃力が150だとすると比較式は、
 左辺=\dfrac{150}{4}=37.5
 右辺=\dfrac{5000+750}{150+4}=37.34
となります。
またこの時の判定は「左辺>右辺」なので、「Tサナバトリンult」の方が火力が伸びるということになります。
こういった理由から、”「Tサナバトリンult」と「Tダメultウロボ」”の比較と、”「Tサナ指」と「TダメULTバトリンult」”の比較は(右辺の違いを無視すれば)同じである、ということになります。

では、これらのことを踏まえた上でいくつかの実数値を見ていきます。

実数値をみる

左辺について

例のごとく、左辺の数値は今のステータスに関係なく求められるので、代表的なものをここで計算しておきます。

  1.  Tサナ指:TダメULTバトリンult=37.5
  2.  Tサナ指:TダメULTウロボ=18.75
  3.  Tガイルート指:T力バトリンult=250
  4.  Tガイルート指:T力ウロボ=125

このようになります。

各キャラの武器攻撃力

各キャラの武器攻撃力についても、指以外の部分はほぼ決まっている筈なので、それをいわば初期値として以下に紹介しておきます。
(闘士はエアプなので、とりあえず回天を採用してみました。)

  1.  闘士=105+32=137
  2.  リトル=142
  3.  光奏=143
  4.  剣士=152+14=166
  5.  シーフ=179
  6.  槍=260+10=270

右辺について(表)

武器攻撃力 ダメ% - -
- 5500 6000 2.2万 2.4万
88 - - 250 -
96 - - - 250
137(闘士) 40.15 43.80 160.59 175.19
142(リトル) 38.74 42.26 154.93 169.02
143(光奏) 38.47 41.96 153.85 167.84
146.67 37.5 - - -
160 - 37.5 - -
166(剣士) 33.14 36.15 132.54 144.58
176 - - 125 -
179(シーフ) 30.73 33.52 122.91 134.08
192 - - - 125
270(槍) 20.38 22.23 81.49 88.89
293.34 18.75 - - -
320 - 18.75 - -

右辺の数値例をまとめると↑の表のようになります。
これは各ステータスの数値例における各キャラの武器攻撃力(初期値)での右辺の数値例です。 また赤字の数値は左辺の例で挙げたものです。
赤数値より↑にある場合は、その組み合わせにおいて武器攻撃力の価値が勝り、逆に赤数値より↓にある場合はOPの価値が勝ります。

つまりこの数値例において剣士は、「TNPC指とT比率(ダメult)バトリンult」の比較(左辺例①③)では常にOP側(TNPC指)の価値が大きくなっているが、「TNPC指とT比率(ダメult)ウロボ」の比較(左辺例②④)では常に武器攻撃力側(T比率ウロボ)の価値が勝っている。という具合です。

グラフ(一部)

感覚をつかむためには視覚的な情報もある方がいいと思うので、簡単なグラフも紹介します。
以下はそれぞれ、ダメ%6000・力2.4万の時の右辺の数値のグラフです。
着色している数値のところが左辺例のそれになっているので、どれくらいの武器攻撃力でそれより↑にくるか↓にくるかを意識してもらえればと思います。
なおグラフ中の数値(座標)は(武器攻撃力;右辺の値)です。

↑ダメ%6000での右辺
↑力2.4万での右辺

まとめ

いかがでしたでしょうか。
他のOP比などと比べると考える状況が限定されがちなので、大まかな感覚をつかむために数値例も出してみましたが、果たしてうまくお伝えできたでしょうか・・・。

私の個人的な感想としては、「T力ウロボはわりとしょぼいんだなー」というところでした。
槍はともかく、シーフでもわりとTガイ指に負けがちなのが意外に思いました。
それに対してOP差が少ないダメULTの方は悪くなかったので、やっぱりウロボは最低でもTダメULTなのかなーって感じですね。